第二回土ものがたりセミナーレポート

 11月5日「塩野屋」服部氏をお迎えしての『絹セミナー』参加されたお客様お疲れさまでした~。

今回は都合が合わなかったお客様、次回は都合があいますように・・・・

 絹限定のセミナー少し心配だったのですが、限定15名のお席が満席に・・・

時間通りにいらっしていただき、当日キャンセルされる方もいなく、なんて素晴らしい皆様なんでしょう・・・ありがとうございました。。。。

 スタッフが一生懸命作った、参加者全員へプレゼント「多機能マフラー」大~大~大絶賛していただき、私達は感激と達成感でいっぱいでした!!!

もちろん、材料はすべて塩野屋さんからですので使っていただければ、良さは実感していただけると思います。

絹=高いのは事実。高い理由は?市場のお蚕様との違いって?絹の良さをはんなりと話していただきました。

 ここで、クイズです。

 お蚕様が食べる桑の葉は、農薬を使ってもいいか?・・・・・・・・・・・答えは、だめです。

これは、蚕業の常識だそうです。お蚕様は農薬がかかっていると死んでしまうそうです。戦後日本では、生産を急ぐあまり色々なところで、農薬をまいていました。その結果もあり、桑栽培が衰退したのです。桑の葉に消毒が出来ない分細菌に侵され、繭のなかで死んでしまうこともあるそうです。死んでしまうと、繭の中が汚くなるので、使えないそうです。自然のままに繭を作るということは、とても難しいことなのです。

 普通繭は何色でしょうか?・・・・・・・・・・・・・・答えは、色々あるそうです。茶色・黄色・ピンク・緑・・・などなど

これは、お蚕様の種類によって必要なものを取り入れる力の結果だそうです。お蚕様は、桑を食べるのは同じで、その中の必要な成分を蓄えるそうです。塩野屋さんの代表の繭は黄色です。「都浅黄(みやこあさぎ)」です。このお蚕様は、桑からイソフラボンを吸収し外側が黄色になるそうです。市場に出回っている大きな白い繭は、品種改良によって成長しやすく病気にならないように、化学的に作られた餌を与えた結果のお蚕様なのです・・・・。普通は白じゃないんですって知っていましたか?

 服部氏の熱い熱い絹への想い。少しでも多くの方々に絹との生活をもう一度考えて欲しいと思う願い。

 今後も企画を考え、続けて行きたいと思います。本当に、服部様良いセミナーをありがとうございました。

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